読みまくる

ちょっと本屋に寄っただけで、マンガを買ってしまう癖をどうにかしたい

溺れるナイフ(6) (講談社コミックス別冊フレンド)

溺れるナイフ(6) (講談社コミックス別冊フレンド)

少女マンガでは今一番熱いと思う。作者購入リストのジョージ朝倉さんの新刊。巻数が増える度に好きになってます。個人的に一番好きなのは写真集を撮っている辺りの夏芽。すごくかっこいい。あの挑戦的な眼光がたまらん。そして今回はコウちゃんがあまりにかっこよくなっていててクラクラした。年齢的な変化時期の表れなんだろうけど、今までコウちゃんにかっこいいなんて思ったことなかったのに!実際、クラスにあんな子いたら近寄りたくないけどネ。でもあの窓から夏芽に手振る時の微笑…!何か含んだ雰囲気とか曖昧な表情描くの上手いなぁ。少女少年から青年の間の揺らぎとか、小さくて大きい背負ってるものとか、田舎ならではの閉塞感とか…。ボキャブラリーがないので上手くいえないけど、生々しくて痛々しい。本当にスプラウトと一緒の雑誌掲載しているのか不思議。で、大友は夏芽じゃなくて夏芽母っぽく見えたのは私だけかな?でもコウちゃんと違って健全に育ってるから、夏芽の「事件」からの道先案内系とか?でも夏芽はそうゆうキャラじゃないよ。窒息しそうなほど渦巻いてる感情とかから"神さん"の強い強い力をきっかけに泥臭く這い上がって欲しい。でもコウちゃんはもっともっと深いところにいるように見えるしな。カナの言葉の"完璧な二人"まではまだ時間かかりそうだけど、次巻待つ